経営理念

経営理念「和と前進」Management philosophy

和なければ前進なく、前進なければ和もない

和と前進

「和と前進」人の和無くして 企業の発展なし、企業の発展なくして 人の和なしを社是とし、「炭素製品で世界に羽ばたく」を企業コンセプトとし、社会へ貢献することを目指す企業であります。

明治に起こった近代産業が第1次世界大戦を経て創世期を迎え、国内での物造りの機運が高まる大正初期に海外より輸入されていた鉛筆用黒鉛の国内生産を始め、黒鉛坩堝の生産も加わりました。

1960年からの高度成長期には自動車産業や電池産業の需要に応えた商品開発に成功し、「黒鉛の事は日本黒鉛に頼め」と言われる信用をいただき、今日に至りました。

「産業のコメ」と言われる炭素材の一つであります黒鉛の4大特性(潤滑性、電導性、耐火性、耐酸・耐アルカリ性)用途はこれから先も多岐に渡り増えて来ると確信しております。そのようなニーズに対応できる商品を開発、提供できる企業を目指してまいります。

「黒鉛は鉛ですか」と聞かれることがあります。企業イメージの向上のために説明を致します。黒鉛はニックネームです。本当の名前は「石墨」、英語ではGraphite(描ける石)と言い、炭素(C)の結晶を持つ物質です。

今後とも弊社に対して、皆様のご支援、ご鞭撻を重ねてお願い申し上げます。 代表取締役社長 渡邊頼光

CSR方針CSR policies

CSR基本方針

当社は、社是である『和と前進』「人の和無くして企業の発展なし、企業の発展無くして人の和なし」をCSRの原点とし、「モノづくりを通して、人々の幸福と豊かな社会づくりに貢献する」という使命に於いて、社会の持続可能な発展に貢献できるよう取り組んでまいります。

CSR活動方針

事業活動を通してより良い社会への貢献
継続的な研究開発と品質管理により、安全で高品質な製品、サービスを提供します。
環境保全活動の推進
『豊かな自然を次世代へ』を掲げ、積極的な環境保全活動の取組を推進します。
法令やルールの遵守
法令はもとより社会的ルール、社内規定を遵守し、公正かつ適正な事業活動の遂行に努めます。
人権や職場環境への配慮
労働関係法令を遵守し、人権を尊重するとともに、安全・衛生に配慮した職場環境を整えます。
社会との調和
地域・社会との良好なコミュニケーションを維持し、共存繁栄を図ります。

品質方針 ISO9001Quality policy

基本理念

当社は、黒鉛粉末・分散体・電子部品を製造する黒鉛の総合メーカーである。
会社基本方針『和と前進』の精神のもとに、各部の連携による研究開発・生産・品質の継続改善により、優れた商品を供給することが経営戦略である。
信頼性の高い製品を提供できる黒鉛の総合メーカーであり続けるために、『顧客のニーズに応える』、『顧客の満足度向上』を品質基本理念とし、以下の5項目を品質方針に掲げ企業活動を行う。

品質方針

  1. 顧客ニーズを把握し、要求に迅速・的確に対応して、多様化・グロ-バル化を見据えて顧客が満足できる品質の製品とサービスを提供することを企業戦略とする。
  2. 当社に課せられた社会的責任(CSR)を理解し、法律を順守し、製品安全確保・国内外の関連法規との適合等、社会的要求に対応する。
  3. 顧客からのクレームには最優先で対応し、再発を防止する。
  4. マネジメントレビューにより、品質マネジメントシステムの継続的改善に努める。
  5. 全従業員は仕事に誇りを持ち、品質方針を理解し、品質目標の達成に向けて、QMSのもとで自発的に改善活動を継続するとともに、個人の力量を高める。

環境方針 ISO14001Environmental policy

適用範囲

日本黒鉛工業株式会社瀬田工場の第一製造技術部、第二製造技術部、第四製造技術部を組織の単位とし、黒鉛粉末・塗料・電子部品の製造とサービス及びその他の活動。

環境理念

当社は、豊かな自然環境に恵まれた母なる湖、琵琶湖を背景に控えているなか、地球環境の保護が人類共通の重要課題の一つとして位置づけ「環境との調和」を基本理念として、黒鉛粉末・潤滑離型剤・電子部品等の製造をしています。
「豊かな自然を次世代へ」を掲げ、積極的な環境保護活動の取り組みを推進します。

環境方針

    1. 事業活動に関わる環境影響を常に認識し、環境に関する法令・協定・顧客要求等を遵守すると共に管理水準の向上、環境汚染の予防を推進し環境管理システムを活用し、継続的な改善を図ります。
    2. 環境影響低減のための重点取り組み事項を下記に示します。
      1. 天然資源の有効利用とエネルギー等の使用量削減を推進する。
      2. 環境負荷物質の発生を抑制し、環境汚染の未然防止を推進する。
      3. 産業廃棄物の減量化と分別回収による資源のリサイクルを推進する。
      4. 企業戦略として環境に配慮したモノづくりを推進する。
      5. 業務改善やコスト低減にもつながる環境に有益な取り組みを推進する。
  1. 環境目標を設定し、定期的に見直しし、継続的改善を図ります。
  2. 環境保護の推進達成のため全従業員をあげて活動に取り組みます。
  3. 本方針は、全従業員に周知するとともに一般にも公開します。

 

SDGs行動宣言

わが社は、企業活動を通じて、社会課題の解決に取り組み、SDGs達成に貢献します。

■環境に配慮した製品・サ-ビスの提供 

  ・省エネで効率の良い製品開発、ものづくりを行い、環境負荷低減に貢献します。

  ・人にやさしく、安心安全を考えたものづくりを実践します。

  ・環境に配慮した新商品、新分野への挑戦を継続して行っています。

■地域への貢献 

  ・地域社会の課題やニ-ズを敏感にとらえ、事業活動及び社会貢献活動を通して地域社会の持続的発展に貢献します。

  ・子供たちへの教育として、小学生の工場見学、中・高校生インタ-ンシップなどを積極的に受け入れ、次世代を支える地域社会の実現に貢献します。

■責任ある企業行動

  ・製造、販売により生じる環境影響の改善に取り組んでいます。

  ・先端技術を使って、生産性向上に努め、持続可能な技術発展に寄与していきます。

■働きがいのある仕事 

  ・多様な働き方・人材一人ひとりのワ-クライフバランスを大切にし、やりがいをもって働きやすい職場環境を目指します。

 

 

日本黒鉛グル-プは、【SDGs】を企業行動・経営戦略に繋げ、ものづくりを通じ、ステークホルダーや地域の皆様と共に、持続可能な社会の実現に向けた活動を実践していきます。

 

MLGs への取組み

マザーレイクゴールズ(Mother Lake Goals, MLGs)は、「琵琶湖」を切り口とした2030年の持続可能社会へ向けた目標(ゴール)です。
MLGsは、琵琶湖版のSDGsとして、2030年の環境と経済・社会活動をつなぐ健全な循環の構築に向け、琵琶湖を切り口として独自に13のゴールを設定しています。

■日本黒鉛では、社是である『和と前進』「人の和無くして企業の発展なし、企業の発展無くして人の和なし」を原点とし、「モノづくりを通して、人々の幸福と豊かな社会づくりに貢献する」という使命に於いて、社会の持続可能な発展に貢献できるよう取り組んでおり、「MLGs」に対する取り組みも、その一つです 

■具体的取組

Goal 7|びわ湖のためにも 温室効果ガスの排出を減らそう

工場全体で電気の使用量を抑えるため、休憩時間中の工場内の照明を消したり、石山工場では、風力によって発電させた電気を蓄電し、工場前の歩道を照らす外灯に使用することにより、温室効果ガスの排出を抑えております。

 

Goal 4|水辺も湖底も美しく

毎年「琵琶湖市民清掃」に参加し、石山工場前の瀬田川周辺の環境美化清掃を実施することで、美しいと感じられる水辺景観造りを行っております。

2023年は6月16日に石山工場前の瀬田川周辺の美化清掃を行いました。

 

しがCO₂ネットゼロムーブメントへの取組み

 

■滋賀県では、「2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロ(=CO₂ネットゼロ)にすること」を目指し、2020年1月に、県民、事業者等多様な主体と連携して取り組む「しがCO₂ネットゼロムーブメント」のキックオフ宣言をしました。琵琶湖をはじめとする豊かな自然環境を守り、豪雨災害等に強い持続可能な社会を次世代に引き継ぐため、「CO₂ネットゼロ」の達成に向けて、取り組んでいきます。

■日本黒鉛では、社是である『和と前進』「人の和無くして企業の発展なし、企業の発展無くして人の和なし」を原点とし、「モノづくりを通して、人々の幸福と豊かな社会づくりに貢献する」という使命に於いて、社会の持続可能な発展に貢献できるよう取り組んでおり、「しがCO₂ネットゼロムーブメント」 に対する取り組みも、その一つです                                 

            

工場全体で電気の使用量を抑えるため、休憩時間中の工場内の照明を消します

 

                       

風力発電による蓄電により、夜間の工場外灯を点灯させております。